平ボディのポイント
平ボディは、トラックの架装が「アオリ」と呼ばれる三枚のパネルで囲まれ、後方と左右側方が開く三方開平ボディ、後方だけが開く一方開平ボディ、さらに左右側方が二分割された五方開平ボディがあります。後方だけの一方開平ボディ以外はアオリを倒すとフラットな荷台となるので荷物の質を選ばず積みやすくなることが大きな特徴です。
鉄製のアオリに床面が木の木平ボディが一般的ですがアルミ製アオリの「アルミブロック」仕様もあります。平ボディのレンタカーといえば3方開の木平ボディが多いです。小型(2t・3t)平ボディも荷台の寸法でバリエーションが豊富です。トラック架装もシンプルですので新免許に対応したトラックが多いことが特徴です。
中型(4t)平ボディのレンタルトラックも多くなってきています。
重い荷物と軽い荷物(引っ越しなど)を載せる際はそれぞれ重さのバランスを取る必要があります。平ボディは無蓋となるので積載する荷物の重さによっては高く、多く積むことが可能ですが、アオリよりも高さを超える荷物の場合、最低限、ロープ掛けの知識がなければ荷物の落下や損傷という事態も招きます。
オープンデッキのため、様々な用途で利用可能ですが、雨天時は荷物が濡れてしまうことがあります。
防水加工している幌付きの場合でもボディに密着してあるわけではないので隙間から雨水が入ってしまうため、ダンボール箱など水濡れに弱い荷物は注意しなければなりません。
平ボディのおすすめの業種と積み荷
様々な工事現場、運送会社